『スペードの3』朝井リョウ
引き続き 朝井リョウさんの本を読む。
お次はこちら。
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: 単行本
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帯には「ダークな朝井リョウが、ここにある。」とあるけれど ダークさと内容のエグさで言ったら 『何者』のほうが数段上をいっている気がする。
この『スペードの3』は、自分のコンプレックスを グリグリとえぐられるのだけど、読後はなぜか爽やかだった。きっと まだ救いが残っている気がしたから。きっと、大丈夫だと。
この本には 3人の主人公がいる。
ミュージカル女優のファンクラブのリーダーである 美知代。
美知代の地味な小学校の同級生の むつ美。
そして ミュージカル女優である つかさ。
話の展開にも、あっ! となるものが用意されていて、面白い。
1番好きだったのは つかさの回。
みんな生まれたものの背景に物語を求める。そこに物語がないと、その結果 生まれたものに意味なんてあるはずないという目で貪欲に物語を求めてくる。
自分には 特別な物語などないと 嘆くつかさ。対して 複雑なストーリーを抱える ライバル女優に嫉妬をする。
あぁ、この気持ち わかるなぁ
すべてのことに意味を求められる
何か理由があるんでしょう?ワクワクするような物語を聞かせてよ、って。
そんなものはないんだよ。何にもない。
辛かった。
だけど、別に そんなもの なくたっていいよね?
少し、楽になったよ。
ありがとう
Kindle版はこちら
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: Kindle版
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『何者』朝井リョウ
2015年の読書始めは この本でした。
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: 単行本
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朝井リョウさんの『何者』
2013年の直木賞受賞作です。
これが非常に興味深く 面白い内容だったのですが、この回の感想については、また別の機会に。
今まで 朝井さんの著作を読んだことのなかった私は この時に初めて “朝井リョウ”という人間に触れたのですが、あぁこの人は頭の良い人なんだなぁ と思ったのでした。好感のもてる頭の良さ。
この人の書いた本を読んでみたい!と思わされたのです。
と、いうわけで 手始めにこの一冊。
“就活”を題材にした内容です。
主な登場人物は6人。
きっと、就活を経験した人なら みな感じるであろう 焦り、嫉妬、戸惑いが描かれています。
心のえぐられ具合が半端ないです。
面白かったなぁ。
みんな、“何者か”になりたくて もがいている。
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/05/17
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47都道府県制覇への道
〜47都道府県制覇への道〜
私は 国内外問わず 旅行が好きだ。
知らない場所へ行くのはワクワクする。
最近はもっぱら国内派で、もっと日本のことを知りたいと思っている。
旅行好きの人 誰しもが思うであろう“47都道府県 制覇したい!”という野望。
例にももれず 私もそんな思いを抱いている。
死ぬまでに、だなんて そんな先の話じゃなく できるだけ早くに。
そんなわけで、自分のための整理用に 行ったことある場所・行ってみたい場所リストを作ってみた。
2015年1月4日現在 33/47達成 残り14
(※ 太字になっているのがまだ訪れていない場所)
1.北海道
2.青森
東北にずっと行きたい行きたい思いながら、なかなか行けずにいる。如何せん遠い、、、。
3.岩手
4.宮城
仙台・松島(2010)
東北で 唯一行ったことのある場所。一人旅で行ってきた。
5.秋田
6.山形
7.福島
礼文島で出会った大切な友人がいるから会いに行きたい。
8.茨城
9.栃木
日光(2011)
東京へ遊びに行った際に 日帰りで。
10.群馬
草津温泉に行きたい
11.埼玉
埼玉スーパーアリーナ(2013)
ナオト・インティライミのLIVEに行きました。
12.千葉
東京ディズニーランド(2007.2009. 2013)・東京ディズニーシー(2013)
行ったことがある、と言ってもディズニーランドくらい。
13.神奈川
横浜(2007.2010)・鎌倉・江ノ島(2010.2013)・川崎(2013)・小田原(2013)
14.東京
15.静岡
伊東(2013)
16.山梨
17.長野
長野・松本・安曇野(2013)
長野県はすごく良かったなぁ。また行きたい。
18.愛知
名古屋(2010.2014)
19.岐阜
飛騨高山(小4くらい)・養老(2010)・白川郷(2013)
20.新潟
大地の芸術祭の里に行きたい〜〜!
21.富山
22.石川
23.福井
私は石川生まれ 石川育ちのため、この三県は身近な場所である。
24.滋賀
25.三重
伊勢(2006 2011)・鳥羽(2011)・なばなの里(2014)
26.京都
27.奈良
28.大阪
29.和歌山
30.兵庫
大学の4年間は大阪に住んでいたため関西エリアは 難なくクリア。
31.岡山
倉敷(2009)・犬島(2014)
32.広島
尾道は好きな町ランキングのTOP5に入る!
33.鳥取
鳥取砂丘(2008)
次は大山の植田正治写真美術館に行きたいんだ!
34.島根
35.山口
角島へ行きたい
36.香川
高松・小豆島・豊島・直島(2014)
37.徳島
38.高知
39.愛媛
40.福岡
41.長崎
42.大分
43.宮崎
44.熊本
45.鹿児島
2011年に青春18切符を使って九州をぐるっと 一人旅。佐賀にだけは寄れなかった。
46.佐賀
47.沖縄
残すは 青森・岩手・秋田・山形・福島・茨城・群馬・山梨・新潟・徳島・高知・愛媛・山口・佐賀!
今週、四国一周旅行を計画しているから徳島・高知・愛媛はクリアできる。あとは今年中に 新潟と関東方面の県に行けたらいいな。
“47都道府県制覇”といえば この本。
この本を読んで 私も全ての県に行ってみたい!と思ったんだ。
- 作者: 益田ミリ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/12
- メディア: 文庫
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ものすごく旅が好き!というテンションではなく すごくゆる〜く「ただ行ってみるだけ」の内容。
同じ場所でも 行く人の数だけの物語が生まれる。旅エッセイを読むと、その自分とは違う物語を知ることができる。
この本は 私が一番好きなお気に入りの旅エッセイなのです。
- 作者: 益田ミリ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/12
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